<<うめ備忘録>> ~Random Walk~

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昔やっていたDIPS見つけた

若いころ仕事で大型汎用コンピュータのOS(DISPオペレーティングシステム)開発をしていたが昨日、武蔵野市にあるNTTの研究所のNTT技術史料館でその関連の展示を見つけた。



研究所横にNTT技術史料館があり電話や通信関連の歴史が展示されています。
木金の13-17に一般公開されています。入場無料
三鷹駅からバスで行けます。(研究所直行もあり)



DIPSというコンピュータでNTTのもとにN,H,F社が共同で作り上げたコンピュータ



DIPS-1というのが最初の専用ハードウエアで、私は1969年からたぶん1987年ころまでずっとこのコンピュータのOS開発をやっていました。
1990年以降はUNIXやら汎用機が台頭してきてそのあとDIPSは世の中からなくなりましたがその間国内の大型オンラインシステムにはかなり多く使われていました。NTTの民間メーカへの配慮(?)であまり大々的にアピールはしてなかったのであまり知られていませんが。



最初のころのDIPSは上の写真のようなイメージで体育館のような広さのところに入っていました。
重厚長大のものでしたがとうじの最先端です。




オペレーティングシステムで101というのが一番最初のOSですが、これは「その後のOS開発用のOS」
いまのイメージでいうとUNIXカーネルの一部(プロセス管理、メモリ管理、入出力制御、ジョブ管理、プログラムローダー)です。
OS開発時はま実ハードができていなかったので開発にはFACOM230-60を使っていましたが、これは36ビットのワードマシンという当時としても変則コンピュータ。
けっこう苦労させられました。

この開発は昔「NTT武蔵野通研(武通)」といっていたこの場所で毎日泊まり込みでやっていましたが、数年後にNTTの情報処理部門は横須賀の武山に移り(横通)そこから横須賀通いが始まりました。

まあ、久しぶりに昔の仕事を思い出させてくれたうれしい出来事でした。今回ゆっくり見る時間がなかったのでそのうちまた行ってきます。

DIPS概要
NTT技術史料館3F


おまけ

学生時代に品川駅近くのO社でアルバイトをしていましたが、その時の仕事は「NTTクロスバー交換機に検査」でした。
NTT技術資料館にもクロスバー交換機が展示していました。



リレー(たしかワイヤースプリングリレーといっていたかな)の塊でこれで電話回線の交換を行っていたものです。
このあと電子交換機のDEXや商用機のD60などで今のフレームリレー、ATM交換機などになっていくのかな。

これも私にとって懐かしいできごとです。