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大昔は写真が趣味で、白黒写真のころはフィルムの現像から引き延ばしまで全部やってました。フィルももコダックの長尺フィルム(トライXとか)を切ってパトローネに詰め替えたりでけっこう大変。
カラーの時代になって自宅でやるには無理になったのでやめてしまいました。
昔のフィルムカメラは6x6判からハーフサイズまでいろいろあったが今はすべてあげたり捨てたりで残っていません。
ただ、骨董的カメラが1台だけあります。
1眼レフの元祖と言われる東ドイツ、ドレスデン、イハゲー(Ihagee)社のキネ・エクザクタ(Kine Exakta)の後継機エクサ(Exa)という1眼レフカメラです。
フィルムは現在の35mmフィルムがそのまま使えますのでちゃんと使いものになりますよ。
1936年発売のキネ エクザクタは世界最初の35mmフィルムの1眼レフと言われていたが、実はその1年前にソ連でスポルトという1眼レフカメラがあったそうだ。
しかし、スポレルトは後継機もなく1代限りであったが、エクザクタ/エクサは世界の1眼レフの最初の主流機種であったカメラのため、現代の1眼レフのご先祖様(?)と言われているわけです。
ExaはExaktaの後継機で、Exaktaに比べ軽くコンパクトになっています。
ファインダーは昔の2眼レフのように上から覗く構造になっています。
ピントが合わせやすいように中に小さな虫眼鏡が仕込んであり細かなピントが合わせられる。
シャッターはミラーが跳ね上がる仕掛け(レフレックス ミラー)なのでフォーカルプレーンシャッターのように高速に出来ず、最高でも150分の1のスピードです。
もっとも、昔はフィルムの感度が低いからこれで十分なんでしょう。
レンズ交換はもちろん可能で、バヨネット式のマウント。
昔の標準なんだがシンプルで交換作業はとてもやりやすい。
このレンズは Meyer-Optik で50mm、F2.9
M42マウント
現在のⅠ眼レフと比べても小型で、電池も不要なシンプルなつくりなので十分使えます。
なんで今の一眼レフは大きくておもいんだろう??
ファインダーの様子はこんな感じ。
普通の明るさならけっこう見やすいファインダーですよ。
ただ、きれいに見えるが、左右が逆になるのが欠点で、構図を決めるときの感じがなれないととてもやりずらいです。
シリアルナンバーとモデル/製造年代
http://www.wrotniak.net/photo/exakta/exa-serial.html
上記で調べると、私のExaは1960-62年の製造。
「Exa」としては最後のバージョンで、その後「Exa Ⅰa」、「Exa Ⅰb」、「Exa Ⅱ」と続きます。
数日、このカメラのことを少し調べて見たんだが、まだ肩が痛いのでまとめてメモするのはこの辺で終わり。
そのうちもう少しちゃんと調べてまとめておきたい。
今日はせっかくきれいに掃除をしたので、外出できるようになったらなにか写してみよう!
昔、写して見たことはあるがどこかになくしてしまった。
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