<<うめ備忘録>> ~Random Walk~

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無線LANがつながりにくい時の対策

** 9/2、少し追加しました **

無線LANがつながらない/つながりにくい話を書いたら、電波のプロや経験豊かなハムの皆さんからの貴重ないろいろなコメントがありました。

時々、無線LANが切れる

解決はしましたが、皆さんのコメントはなかなか核心をついてます。
コメントのままでは見ずらいし、初心者には補足も必要なのでまとめておきました。
想定される原因と対策別に整理しました。


トラブルシューティングの手順としては、まず現象を冷静に観察し、原因を突き止める、または原因を想定し、対策をするのが基本です。
わたしは使ったことがないのですが、無線LANの電波を解析するフリーソフト(netstumbler等)を使う手もあります。

Netstumbler(Network Stumbler)ダウンロード
http://www.netstumbler.com/downloads/

日本語化パッチ
http://www.vector.co.jp/soft/dl/win95/net/se326608.html

さて、原因が想定されたら下記の対策をとってみましょう。


無線LANがつながりにくい原因と対策

1.親機、子機間の距離があり電波が弱い場合

対策
・親機に外部アンテナを取り付けた。
外部アンテナはたとえば、秋月電子通商、マキ電機の無線LAN用アンテナです。

・ハイパワーの無線LANに変える。

解説
アマチュア無線をやっている人がよく経験するが、430MHz帯以上ではアンテナの位置を変えると電波の強さが著しく変化することがあります。
なかなか自由に位置を変えることはできないですが、少し場所を変えるとよいことがあります。

なお、2.4MHzの波長は300/2400=0.125[m]、すなわち12.5cmですから約3cm(1/4波長)位で変化があることがあります。帯域が広いので変わり方は少ないかもしれないが。

通常、無線LANの装置に付属しているアンテナは簡単なものですから八木のようなゲインの大きなアンテナはうまくすれば効果は大きい。

Buffalo(トップシェアの純正品)
http://buffalo.jp/products/catalog/network/wireless_option.html

マキ電機(性能重視型アンテナ)
http://homepage3.nifty.com/makiugf/2400-musen-lan/2400-musen-lan-hp.htm

秋月電子通商(見栄えがいいものから高性能までいろいろ)
http://akizukidenshi.com/catalog/items2.php?c=lanant

無線LANの外部ループ八木(自作の参考に)
http://homepage3.nifty.com/makiugf/2400-musen-lan/2400-musen-lan-hp.htm

なお、これらの外部アンテナは2.4GHz用と11aの5GHzがありますから注意しましょう。
多分、2.4GHz帯を使っているひとが多いでしょうけど。


うちは昔はノーマル無線LANだったが電波が届かない部屋があるので数年後ハイパワー機に変えました。
良くはなるが極端に違うほどではないです。
アンテナを換えればもっとよくなりそうですが、現在どうにか不満なく使えるようになったので外部アンテナは使ってません。

遠い部屋は有線LANも引いているので遠いところは有線LANです。Hi


2.マルチパス(電波のルートが複数あり干渉する)が起こっている場合

対策

・電波を反射するものを動かしてみる。
・強すぎる場合はパワーを弱くする。

解説
マルチパスが起こっていると電波が強いにもかかわらず接続できない現象になります。
これは電波が複数の経路を通ってくるので経路ごとの電波が干渉しあうもにです。
電波は金属のものなどでよく反射しますがガラスなどでも反射します。

電波は周波数が高いほどよく反射します。ただ、どの程度反射しているかは見ることもできませんのでじつはこの対策はむずかしい。
上の場合の対策を兼ねて親機や子機、その間にあるものなどを動かして試してみるしかありません。

パワーを下げることにより迂回ルートの電波が弱くなり改善されることもありますが今の無線LANでパワーを調節できませんから場所などを移動していいところを見つけるやり方が現実的です。

なお、4チャネルはアマチュア無線のメインチャネルと重なっているので避けましょう。
お互い困りますからね。


3.他の家の無線LANと干渉しあっている場合

対策
無線LANのチャネルを変えてみる。

解説
通常は無線LANのチャネルは親機だけ変えればよく、子機は自分でチャネルを探します。

無線LANのチャネルは隣の番号とは一部重なっていますから大きく変えたほうがよい。


4.FOMA基地局が近所にできたとか外来機器が現れた場合

対策
・発生源のところに相談する。

解説
FOMAは2.1GHz帯なので2.4とは少し離れていますが電波の強さにより影響がでることがあります。(混変調により受信ゲインが下がる)

場所を変える等により妨害電波を弱くすることができます。
ただし、業務用電波が強い場合、通常は無線LAN側で対策をとるのは難しいでしょう。発生源を突き止めて相談するのがいいです。


5.何をやってもだめな場合

対策
・他の無線LAN規格のものに変える。
 「802.11b」,「802.11a」,「802.11g」,「802.11n」などいろいろあります。

・高速な規格(11gとか)から低速(11b)に変えてみる。

解説

昔は802.11bがほとんどだったので周波数帯は違う11a(5GHz帯を使っています)などに変えてみる。
うちでは11aも使っているがこちらは周波数帯が違うので全く問題ないく使えています。
まだ5GHz帯は2.4GHz帯に比べてインターフェア(妨害されること)が少ないんでしょうね。将来はわかりませんが。

多く使われている2.4GHz帯は最近いろいろな分野(電子レンジを含め)で使われているので避けたほうがいいのかもしれない。

なお、一般に高速通信の規格はいろいろ外部ノイズに弱く、低速の規格のほうが外部の影響を受けにくいものです。無線LANの規格ではどうか確信はありませんが高速規格のものを低速規格のものに変えるのも手かもしれません。

対策のメインは、とりあえず親機/子機の場所を動かしてみるのが一番最初にやる対策です。
電波は見えませんが電波のルートを想像しながら動かして見ましょう。
無線LANの電波は高いので光に近いとおもって想像してみてください。


以上、下記の皆さんのコメントをまとめてみました。
GQC、KINKON、NLN、JA1OZK、JK1NLO、jo1acw、Yukinko、あいさん、紙さん、NSRありがとうございました。


P.S.
無線LANを使い場合は暗号化をお忘れなく。


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