<<うめ備忘録>> ~Random Walk~

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パリの画材屋さん

昔の本を整理していたら昔(といっても5年前)の本が出てきて、その本に地図を書いた紙切れが挟んでありました。
それがこれ。
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最近、ある人にHPを教えてもらったが、SENNELIER(セヌリエ)はどうも画材のメーカーらしく有名らしい。ここは販売店か?

銀座には画廊が多く、学生時代から暇なときにはよくのぞいてました。若造が高い絵など買えるわけはないので、画廊の人もお客と見てくれないので気が楽でした。
しかし、ある程度の年になると画廊の人も「もしかして売れるかもしれない」なんて思うらしく、対応が変わってくる。
だからあまり行かなくなったが、それでも銀座に行ったときは時々大手の画廊には行ってました。

会社の帰りにある目的もなく銀座の画廊によりました。その画廊はちょっと大きめなので見ていても係員が寄って来たりはしません。

見なれたような絵が多かったので名前を見ると「奥津国道」という現代の洋画家ではけっこう名の知れた人でです。
画廊はすいていてお客は私のほかはソファに座っているオジさんとちょっと離れたところに事務員らしきひとだけ。

オジさんさんの横には本が積まれていて、どうもこの本の発売キャンペーンの様子。
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このオジさんが有名な奥津国道らしい。なかなか有名画家にあうチャンスは無いし、その本も興味があったので買うことにしました。

「奥津さんの絵(油絵)は見たことありますよ」(本当に見たことはある)
「水彩画をやっては見たいがこの本を読んだら描けますか」
ってなことを話したら、奥津さんもひまだったと見えていろいろ話しに乗ってくれる。

「来月、パリにいくんですよ」
「水彩絵の具はどんなものを使ってるんですか?」
ってな話しになったら
「パリに良い画材やさんがあってそこのXX絵の具を愛用してるんだよ」
と(トップのような)地図を描いてくれました

実は私は絵なんかあまり描いたこともないし、ましてや水彩画も(学生時代以外は)ほとんどなじみが無い。
でも一流の人の話しはやっぱり重みが違う、情熱が違う。

(だれもこなかったので)長話しのなかでどうもその気にさせられてきたみたい。

パリに行ったら「この画材屋さんを探して水彩絵の具を買ってこよう」

そう思ったが、パリに行き、セーヌ川を散歩したがほかのものめずらしさに目が行って、どうも見逃したみたい。

「今度パリに行ったら買ってこよう」と思っているがいついけるか。

「おまけ」
本にサインしてもらったが画家だけど文字もうまいなあ
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